韓国の政府債務増加率は年平均3.2%…OECD平均の1.8倍

  •  韓国の政府債務増加ペースが経済協力開発機構(OECD)加盟国・地域の平均に比べ2倍ほど速いという調査結果が出た。

     全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院は、OECDと国際通貨基金(IMF)の統計資料を分析した結果、政府債務は2017年の660兆2000億ウォンから2022年には1075兆7000億ウォンへと415兆5000億ウォン増加した、と4月26日発表した。前政権(2013-2017)の政府債務増加率(34.8%)に比べ28.1ポイント大きく、62.9%だった。
  •  OECDの統計によると、韓国の2012-2023年の政府債務の年平均増加率(3.2%)はOECD平均(1.8%)に比べ高く、財政危機に見舞われたギリシャ(0.2%)よりも高い。

     韓国経済研究院は「比率が上昇した15カ国・地域のうち、韓国は8番目に増加幅が大きかった」とした上で「D2比率のOECD平均は、2020年に比べ2023年には0.3ポイント下がるが、韓国は新型コロナウイルス感染症が発生してからも引き続き増加傾向にあるという点は留意すべき事項」と指摘した。
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