ハリム、イ・ジョンジェを前面に押し出した「ザ美食匠ラーメン」の東南アジア輸出本格化

　ハリムは今年上半期にマレーシア、香港、シンガポール、台湾、フィリピンなど東南アジア5カ国・地域に「ザ美食匠ラーメン」を輸出した、と7月5日発表した。

　ハリムは「ネットフリックスの『イカゲーム』とKフードが世界的に人気を集め、東南アジアのファンたちの間でいわゆる『イ・ジョンジェ・ラーメン』と呼ばれ、口コミであっという間に広まった」とし、ベトナムやシンガポールなどから商品の問い合わせや発注要請が入り始めた、と説明している。匠ラーメン辛い味と淡泊な味2種が先月29日、マレーシアにまで初輸出され、今年上半期の輸出額は昨年2カ月余りの間に輸出した金額の13倍まで急増したという。

　ハリムは、Kラーメンが2018年から昨年まで年平均14％以上成長してきたマレーシアで、同胞ではなく現地の人たちを対象とした匠ラーメンの輸出を成功させたのに続き、ザ美食飯やユニ・チャジャン麺（韓国式ジャージャー麺）などの商品も現在、輸出相談が活発に行われている、と説明した。

　ハリムの関係者は「今年上半期に好調だった東南アジア5カ国・地域への市場進出と輸出をきっかけに、今年下半期には北米、オセアニア、欧州地域の国・地域や日本にも匠ラーメン、パックご飯、ユニ・チャジャン麺など、ザ美食シリーズを輸出し、海外市場を引き続き攻略していく方針だ」と話している。

キム・ギョンヒ記者