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桜にタンポポ…春にピッタリのお茶はコレ!
韓国には四季があり、その季節ごとに楽しめる食べ物がある。特にお茶にはさまざまな効能があり、体質に合ったものを飲めば、健康維持や疾病予防に役立つ。そのため、体質に合ったお茶を飲むことが大切だ。では、春に飲むといいお茶にはどんなものがあるか見てみよう。
■春にオススメのお茶
春は暖かくなることで、体のだるさを感じやすいだけでなく、黄砂や微小粒子状物質(PM2.5)の被害を受けることが多い季節だ。そんなときは梅や桜のような春を代表する花のお茶、PM2.5などを排出するデトックス効果があるお茶を飲むとよい。
■ヨモギ茶
春になるとよく見掛けるヨモギは、体を温める効果があり、女性にオススメの薬草として知られている。ヨモギには解毒作用があり、体内の毒素を排出させるほか、自律神経を安定させる効果もあるため、神経過敏な人にもピッタリだ。
■梅茶
梅茶は香りを楽しむお茶と言っても過言ではないほど、すっきりした香りが魅力的だ。しかし、香りを楽しむだけでなく、喉の渇きを癒したり、二日酔いを解消し、せきや吐き気を抑えるのにも効果的。また、シミやそばかすを抑え美肌効果が期待できるほか、頭がすっきりする。
■桜茶
桜茶はただ香りや見た目が美しいだけでなく、二日酔いを解消したり、体内の毒素を排出させるデトックス効果もある。香りが強くないので、ハーブティーのようにほのかな味わいを楽しめる。ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEが豊富に含まれており、美肌効果が期待できるほか、糖尿病、水虫、食中毒、せきなどの症状にも効果的。
■タンポポ茶
タンポポは生命力が強く、「東医宝鑑」には胃を健康にし、熱を下げ、毒素を排出すると書かれている。季節の変わり目にかかりやすい扁桃腺炎や気管支炎に効果的で、免疫力を高めてくれる、代表的な春のお茶と言える。また、ビタミンやミネラルが豊富で、美肌や肝機能を改善させる効果が期待できる。
■緑茶
緑茶は血液をサラサラにし、デトックス効果が期待できるほか、喉の渇きを癒し、血圧を下げ、二日酔いを解消するのにも効果的。緑茶に含まれる渋味成分であるカテキンには、抗菌作用がある。