ソウル市内にあるウエスティン朝鮮ホテルは、伝統とユニークな感性を調和させたヨーロピアンべーカリー「朝鮮デリ」を4月5日オープンした。

 「朝鮮デリ」は、ウエスティン朝鮮ホテルが誇る103年の歴史とノウハウを基にした、新概念のプレミアムベーカリー。単なるおやつではなく、特別なプレゼントとしても喜ばれるよう、既存のベーカリーがかたくなに守ってきた固定観念を捨て、時代の変化を反映し、新しい味を開発するとともに、サイズの多様化、パッケージの高級化に重点を置いた。

 同店では「朝鮮」という名前を掲げ、ケーキやタルトなど103種類の商品を1年間にわたり開発してきた。「甘いケーキの変身」「3日かけてつくるヘルシーブレッド」「これまでなかった新しい味」という三つのコンセプトを軸に、「朝鮮デリ」ならではの店づくりをした。シグネチャーアイテムのバナナを使ったバナナケーキをはじめ、サクッとした食感が楽しめるチョコレートブラウニータルト、チーズ・バジル・トマトなどを練り込んだ食パンなど数カ月にわたる研究の末開発したヘルシーブレッドを味わうことができる。また、一人暮らしの世帯、自分自身への積極的な投資をいとわない「For Me族」など時代を反映し、1人用サイズのケーキやパンも売り出すなど、ベーカリー自体を楽しめるようにした。

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