高い住居費や仕事の問題により、昨年およそ14万人がソウルからほかの地域に流出していたことが分かった。

 統計庁が発表した「2016年第4四半期および年間地域経済の動向」と題する資料によると、韓国の人口は昨年、京畿道に13万4000人、世宗市に3万人、忠清南道に1万5000人が純流入した反面、ソウル市は14万人、釜山市は2万1000人、大田市は1万1000人が純流出した。特に、ソウルの人口の純流出規模は1997年の17万8000人以降、最も大きい。

 統計庁の関係者は「ソウルの人口純流出の増加は、高い住居費に負担を感じた人たちが、相対的に景気のいい他地域で仕事を見つけるため移り住む傾向が反映されたもの」と分析している。

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