静止している物を1コマ毎に少しずつ動かして撮影し、まるで連続して動いているかのように見せる技法を用いたストップモーション・アニメーション。コ・ソンジン君はレゴを使ってストップモーション・アニメーションを制作する高校生だ。

 5年前、小学校の図工の時間に初めてストップモーションに触れたコ・ソンジン君は「海外のユーチューバーたちの作品やクレイ・アニメーションなどを見ながら、ストップモーションの制作技法を学んだ」と話している。最初は歩いたり、走ったりする単純な動作を表現することから始め、今では戦闘や追撃シーンなどさまざまなシーンを制作している。

 コ・ソンジン君の部屋の一方には自分だけのストップモーション・スタジオがある。設備は自分で小遣いを貯め、揃えたものだ。コ・ソンジン君は「最近では学校で友人たちと映画を撮影している。ストップモーションだけでなく、さまざまな映像を撮影する制作者になりたい」と語った。

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