全国経済人連合会が15日発表したところによると、国家別に人工知能(AI)のレベルを比較した「グローバルAIインデックス」を分析した結果、韓国は優れた情報通信技術(ICT)インフラを誇りながらAI産業の成長が遅れていることが分かったという。

 2月に世界経済フォーラム(WEF)が発表した「グローバルAIインデックス」によると、韓国のAI生態系レベルは54カ国・地域のうち総合ランキング8位だった。

 しかし、細かい項目別に見ると、人材、インフラ、運営環境、研究水準、開発、政府戦略、ベンチャー現況など全7部門のうちインフラと開発を除く5部門でインデックス点数が中・下位レベルとなり、特に人材、運営環境、政府戦略およびベンチャー現況は平均にも満たないことが分かった。

 韓国に続いて日本がAI生態系レベルのランキングで9位となり、最も低い点数だった項目はスタートアップ規模と投資を意味するベンチャー現況部門で、54カ国・地域の中でわずか10.9点で1位の米国(100点)に比べ大幅に低かった。

 米国はAI専門人材のレベルやインターネット・ネットワークなどインフラ・学術論文など研究水準、ベンチャー規模や投資基金などベンチャー現況に至るまで、4部門で1位を占めた。英国はデータ規制など行政環境を意味する運営環境部門で、中国は特許や新製品などの開発部門、政府戦略部門でそれぞれ1位となった。

ホーム TOP