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「コロナ禍でも善戦した韓国、経済大国9位に」…OECD見通し
韓国経済は2020年に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るった中でも世界トップ10に返り咲くものとみられる。
経済協力開発機構(OECD)が15日発表したところによると、昨年の経済見通し基準で韓国の名目国内総生産(GDP)は1兆6240億ドルで、11位のロシア(1兆4030億ドル)を抑え、世界10位達成が確実視されているという。
韓国の経済規模は12位だった2019年に比べ2段階アップ。2018年以来、2年ぶりに世界10位を奪還するというわけだ。
歴史上初めて9位になる可能性もある。現在、韓国は経済見通し基準で名目GDPがカナダ(1兆6200億ドル)を僅差で抑えており、実績値によっては9位を占める可能性もある状況だ。
今回の結果は、2020年に新型コロナウイルス感染症が流行する中でも韓国経済が相対的に善戦したと見ることができる。
なお、韓国より金融支援の比重が高いOECD国家はイタリア(35.5%)、日本(28.4%)、ドイツ(27.8%)、英国(16.1%)、フランス(15.8%)、チェコ(15.5%)、スペイン(14.4%)、ベルギー(11.9%)など8カ国だ。