アマゾンが3年連続で「世界で最も価値のあるブランド」1位の座を守った。韓国企業の中ではサムスンだけが唯一、ランキングに名を連ねた。

 英国の調査会社カンターが6月21日(現地時間)に発表した「世界のブランド価値ランキング2021」と題する報告書によると、アマゾンのブランド価値は6839億ドル(約75兆7760億円)で1位を占めたという。アマゾンのブランド価値は1年前に比べ64%アップし、3年連続の1位となった。カンターは毎年、世界の消費者390万人を対象に実施した調査結果や時価総額などを基に主要企業のブランド価値を評価し、100大企業を発表してきた。

 アマゾンに続いてはアップル(6120億ドル=約67兆8280億円)、グーグル(4580億ドル=約50兆7600億円)、マイクロソフト(4103億ドル=約45兆4730億円)、テンセント・ホールディングス(2409億ドル=約26兆7000億円)、フェイスブック(2267億ドル=約25兆1300億円)、アリババ・グループ(1969億ドル=約21兆8300億円)、VISA(1913億ドル=約21兆2000億円)、マクドナルド(1549億ドル=約17兆1700億円)、マスターカード(1129億ドル=約12兆5100億円)などがトップ10入りを果たした。中国企業のテンセントとアリババを除けば、すべて米国のブランドだ。

 100大ブランドのうち、米国のブランドが74社で最も多かった。以下、中国のブランドが14社で後に続いた。韓国企業の中ではサムスンのブランド価値が468億ドル(約5兆1900億円)で1年前に比べ44%増え、唯一100大ブランドに含まれた。しかし、順位は42位で前年に比べ3ランクダウンした。

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