ミレニアル親世代と幼い子どもたちが一緒に楽しめる新商品が相次いで登場した。慣れたものに新しさが加わり、親子で一緒に楽しむのにちょうどいいのが長所だ。レトロブームや若い世代に新鮮に受けとめられたハルモニアル(ハルモニ〈おばあさん〉世代の趣向を好むミレニアル世代)ブームをはじめ、ミレニアル世代の郷愁を刺激し、アルファ世代の趣向まで的中したシール・マーケティングなどが代表的だ。 こうしたトレンドは今も続いている。昔から愛されてきたキャラクターを活用したドリンクや、慣れ親しんだおやつなどが相次いで販売されている。

 コカ・コーラの野菜・果実飲料ブランド、ミニッツメイドは「ミニッツメイドQoo」2種を売り出した。2001年に韓国で初めて登場したQooのキャラクターは、いわゆる「Qooソング」で人気を集めた。そのため、30-40代のミレニアル世代に当たる親たちの郷愁を刺激している。

 現在の親世代が幼いころ、店で買って食べていたおやつが再発売されたケースもある。ハリムは生産中止となっていた思い出の売店ソーセージ「ピリ辛フランク」をあらためて発売した。

 親世代が祖父母の家でよく食べていたおやつも、新たな姿になって登場している。ダンキンは旧正月に売り出した「ハニーグレイズド薬菓(韓国の伝統菓子の一つ)」に対する顧客の声援に後押しされ、常時販売することを決定した。

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