「雌雄一対の木」という他では見られない特徴と、轉月山のすそ野にある崇慕閣と調和をなす景観的価値が認められ、昨年5月12日に天然記念物指定を受けた「林蘭秀のイチョウ」(世宗市世宗洞)。この木は、高麗末の忠臣・林蘭秀(イム・ナンス)将軍=1342-1402=が、当時の公州牧三岐村に下り、王のことを思って植えた雌雄一対の木で、樹齢600年以上になる老大木だ。

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