人気スターに会えるかも? 芸能人経営の飲食店第2弾
2017.05.17 09:09

 多くの芸能人が飲食店の経営に乗り出し、多方面で才能を発揮している。そんな中、すでに口コミで広まり、客足が途絶えない店がある。番組出演がない日には店に出て働くことで、ファンとの距離が縮まり、人気がより高まるだけでなく、顔と名前を掲げて営業しているだけに、味も間違いない。スターに会えて、美味しいものも食べられる、芸能人経営の店を紹介しよう。

■ジャックスキスのチャン・スウォン「ヤミカンポン」

 ソウル・東大門の現代シティアウトレット、仁川・松島の現代シティアウトレットにある「ヤミカンポン」はシンガポールのシーフードレストラン。同店の代表を務めるのは1990年代に人気を集めたグループ、ジャックスキスのチャン・スウォンだ。人気ドラマ『未生』(tvN)をパロディー化した『微生物』に出演し、第2の全盛期を迎えたチャン・スウォンは、芸能人が社長を務めているもののほとんど顔を出さないほかの多くの店とは異なり、2店舗にたびたび顔を出しているという。店では、シンガポールから空輸した食材を使ったエビのシリアル衣仕立て、カンポンチキン、ブラックペッパークラブなどが味わえる。

■Brown Eyed Soulのジョンヨプ「オリオール」

 ソウル市竜山区にある解放村(日本による植民地支配から解放された後、海外から戻ってきた人や北の故郷に戻れなくなった人が定着したほか、6・25戦争〈朝鮮戦争〉後に北からの避難民が集まって居住したことからそう呼ばれるようになった)の路地にあった家を改造し、1階はビストロ、2階はカクテルバー、3階はルーフトップスタイルとそれぞれ異なるコンセプトの「オリオール」は、Brown Eyed Soulのジョンヨプが経営している店。1階ではフュージョン・イタリア料理を味わうことができる。狭いがテーブル数も少なく、小ぢんまりとした雰囲気を漂わせている。2階はあちこちにアンティーク調な小物が置かれており、高級感漂う雰囲気で、世界最高のバーテンダーを決める大会「ワールドクラス」でトップ10入りを果たしたバーテンダーが作ってくれるカクテルを楽しむことができる。3階は、ジョンヨプの声に負けないほどロマンチックなソウルの夜景を楽しめる場所として人気が高い。

■ユ・ヨンソク「ルア・ラウンジ」

 ソウル・梨泰院のウサダン通りに位置するビルにある「ルア・ラウンジ」は、俳優ユ・ヨンソクが経営するレストラン兼ラウンジバーだ。6階から屋上までのこの店では、フュージョン・イタリア料理やポルトガルワインなどを味わえる。6階は完全予約制のプライベートラウンジで、7階と屋上は誰でも利用することができる。特に屋上は、梨泰院の夜景が眺められるのが特徴。照明やテーブルなど家具の一つ一つにユ・ヨンソクのこだわりがあり、メニューもユ・ヨンソクのアイデアを基に考案されたという。

■ユ・アイン「TMI」

 ソウル・梨泰院にある「TMI」は、昼間はテイクアウトスタイルのハンバーガーショップ、夜にはダイニングバーとして営業している。女優ソン・ヘギョがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じ、俳優ユ・アインと「TMI」で撮影した写真を公開したことでいっそう名前が知られるようになった。ユ・アインは「TMI」の共同経営者の一人。商号の「TMI」は、詳しい情報という意味の「Too Much Information」の頭文字を取ったもので、同店で販売している商品はハンバーガーからドリンクまで、食材の原産地、カロリーなどの情報が細かく表示されているのが面白い。体にいいとされるキノコを使ったハンバーガー、ココナッツパウダーの入ったミルクシェイクが人気メニュー。

■BIGBANGのG-DRAGON「モンサン・ド・エウォル」

 済州道済州市涯月邑にあるカフェ「モンサン・ド・エウォル」は、正式な店名よりも「GDカフェ」と呼ばれることが多い。店でG-DRAGONの姿を目にすることはほとんどないが、美しいハンダム海岸を眺めることができ、済州の人気観光スポットになっている。済州道の方言を使ったメニュー名が珍しく、モンサンエードと牛島ピーナッツクッキーがオススメ。軽い好奇心でここを訪れた人は、展望のよさにビックリするだろう。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版