韓日のシェフによるコラボディナー、ソウルで開催
2017.05.26 11:32

 ソウル市江南区新沙洞の街路樹通り(カロスキル)に位置するファインダイニング「Ryunique」(代表リュ・テファン)では先日、カロスキル本店に東京・麻布十番のレストラン「Liberte a table de TAKEDA」のオーナーシェフ武田氏を招き、日本的な創作フレンチを披露するイベントが開催された。

 このイベントでは▲春を連想させる薄紅色の桜をモチーフにし、さっと揚げた湯葉&からすみパウダーと昆布で味付けしたエビ▲ウニ&三杯酢で味付けしたいくら▲尾崎牛のステーキなど、さまざまなメニューが登場した。特に、武田シェフが自ら用意した冬限定の日本酒も登場するなど、日本式フレンチの独特かつ繊細な料理を楽しむことができた。

 一方、Ryuniqueのリュ・テファン・シェフは今年2月にLiberte a table de TAKEDAを訪れ、韓国式フレンチを披露。当時、リュ・シェフは韓国空輸した伝統酒、自喜香および韓山素穀酒を自らペアリングするなどした。

 リュ・シェフは「料理を通じ、両国で解釈する姿はそれぞれ非常に異なる。今後もより新しい文化をお見せするため、引き続きイベントを開催していきたい」と語った。

 今回のイベントに参加した日本の薬膳料理研究家新開ミヤ子氏は「韓国と日本でフレンチを解釈する方法が異なるのを目の当たりにし、文化の多様性を感じた。今後も両国間でこのような文化的イベントが増えていくことを期待している」と話した。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版