一人飯・一人飲みに続き、「一人デザート族」登場
2017.05.27 09:28

 韓国で一人暮らしをしている人が520万人を超え、世帯全体の27.7%に達した。これにより、外食市場では一人飯、一人飲みに続き、一人でデザートを楽しむ「一人デザート族」が登場。こうした状況を受け、一人で楽しむのにちょうどいい量のデザートメニューが相次ぎ販売されている。

 餅専門店を営むライスパイの「MEGOZIGOカフェ」は、一人でも楽しめるほか健康にいいデザートメニュー、MEGOZIGOカップ入り餅、カレトック(細長い棒状の餅)揚げ、水あめかき氷などを売り出した。量が多くて一人では食べにくかったかき氷が、一人で食べるのにちょうどいい量になり、好みに合わせてトッピングを選ぶこともできるため、多くの関心を集めている。

 一方、デザートカフェ「YOGER PRESSO」では最近、小さいサイズの生クリームオムレツを売り出した。生クリームオムレツはほとんど箱入りで販売されていたため、一人では食べにくかったが、ちょうどいい量になり、一人デザート族向けの商品として注目を集めている。また、価格が1個当たり600-700ウォン(約60-70円)なので手軽に味わうことができ、好評だ。「YOGER PRESSO」では4月25日まで、生クリームオムレツの写真を写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」に掲載した顧客に対し、抽選でミュージカル『ドリームガールズ』の招待券およびコーヒーのモバイル商品券をプレゼントするイベントを開催した。

 「デザート39」では、世界各国を代表するデザートを楽しめる。5-10種のケーキを一つの容器に入れ、一度に味わうことができるランダムケーキは、いくつものケーキを一人で食べるのを負担に感じていた顧客のハートをわしづかみにしている。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版