木工芸マニアの間で指折り数えられる実力者の一人、ソン・ジョングンさんは、主に第2次世界大戦のときに活躍した世界各国の戦艦をつくっている。手工具と木材だけを利用してつくるのだが、1000時間以上かけてようやく1隻が完成するという。
ソンさんは日本の戦艦大和、英国の巡洋戦艦フッド、米国の空母ヨークタウンなど18隻を制作したが、そのディテールは想像をはるかに超える。風向風速計や救命ボートなど、ピンセットでようやくつまめるほどの小さな部品もつくっており、よく見ないと探すのすら難しい。外国の戦艦は図面を手に入れて制作しているが、韓国の戦艦は図面を手に入れるのが難しいため、自ら図面を描いて制作することもあるという。
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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