野暮ったくない! 「デニムonデニム」ブーム再び
2018.01.16 09:50

 上下ともデニムでそろえる「デニムonデニム」ブームがやって来た。1980年代、韓国の学生街で旋風を巻き起こしていたこのスタイルは、その後しばらくダサいファッションの代名詞と考えられてきた。しかし、レトロブームに乗って、最近再び流行り始めている。

 カルバン・クラインやアレキサンダー・マックイーン、ニナ・リッチといったブランドが昨年の秋冬シーズンからさまざまなデザインの「デニムonデニム」コーデを披露。色が濃くなり、服のシルエットや飾りがすっきりしている。Wanna Oneのカン・ダニエルや女優ソ・ジヘ、クロエ・グレース・モレッツら国内外のスターたちが「デニムonデニム」を着こなしている。英国BBCは、今年ファッション界で予想される六つの流行の一つに「デニムonデニム」コーデを挙げた。

 「デニムonデニム」はなかなかチャレンジしにくいスタイルだ。「ファッション・テロリスト(服のセンスがひどい人を意味する、ファッションとテロリストの合成語)」と言われてしまいがちだからだ。野暮ったく見えないように着こなすポイントの一つは、スーツのように上下を同じ色、素材のアイテムで統一すること。落ち着いた色を選べば、やや古めかしいものの洗練されて見える。それでもプレッシャーを感じるなら、視線を分散させる方法がある。スタイリストのハン・ヘヨンさんは「グラフィックTシャツ、ベレー帽のようなアイテムで、ほかの色を加えることができる。パッチワークデニムを合わせるのもよい」と話している。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版