オリオンにピングレ、菓子メーカーが続々カフェオープン
2018.07.24 10:19

 菓子メーカーが相次ぎオフライン・デザート売り場をオープンしている。このように自社の代表ブランドを活用した売り場では、既存の大量生産される商品とは異なる手作りメニューを提供し、消費者を攻略している。

 オリオンは昨年12月、代表ブランドであるチョコパイを再解釈した「チョコパイハウス」1号店を現代百貨店板橋店にオープン。その後、釜山、大邱、光州などにも出店し、全国へと拡大している。特に今回は、外国人観光客がよく訪れるソウル駅や明洞に新店舗を出店。7月9日にはロッテマート・ソウル駅店2階に、14日にはロッテ百貨店本店地下1階食品館に店をオープンした。

 オリオンは新店舗オープンに合わせ、新商品「インジョルミ(きな粉餅)チョコパイ」と「イチジクベリーチョコパイ」の2種を発売。既存のオリジナル、キャラメルソルト、カカオ、レッドベルベットの4種に、新たに2種追加されたというわけだ。インジョルミチョコパイはもち米を使ったビスケットにインジョルミクリームを入れ、きな粉チョコレートで覆い、香ばしさを増した。イチジクベリーチョコパイはイチジクを加えて作ったビスケットにイチジク&ダブルベリークリームを入れ、ストロベリーチョコレートで覆い、カリッとした食感とさわやかなベリーの調和が逸品。

 ピングレは自社を代表するバナナ味牛乳の旗印店「イエローカフェ」を2016年から運営している。1号店はソウル現代シティーアウトレット東大門店地下2階にあり、昨年4月には済州道の中文観光団地に2号店がオープンした。

 イエローカフェではバナナ味牛乳を使ったラテ、シェイク、ソフトクリームなどのデザートメニューを提供しており、バナナ味牛乳を素材としたさまざまなキャラクター商品も人気を集めている。

 特に済州店は、三つのテーマからなる、食べものや見どころ満載の空間となっている。休息空間であるCafe zone、さまざまな記念品を販売しているMD zone、アーティストの展示品を目にすることができる体験zoneだ。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版