苦味と甘味が楽しめる「抹茶&チョコ」菓子が韓国で人気
2018.09.04 09:54

 平凡な味では飽き足らず、「甘くてしょっぱい」「辛くて甘い」など、独特な味を探すのが一つのトレンドとして浮上している。最近では、コーヒーとケーキのように苦味と甘味の調和を求める「苦甘」マニアたちが増えている。苦味が深いほど甘みが強く感じられ、相反する二つの味の調和を感じようとする人が多い。食品業界では「苦甘」マニアたちをターゲットにした抹茶&チョコレート商品を相次ぎ売り出している。では、どんなものがあるのか見てみよう。

◆抹茶&チョコクッキースプレッド

 抹茶スプレッドベースにチョコレートクッキーをたっぷり加え、甘味と苦味を同時に感じることができる商品がある。ポグムジャリの「グリーンティー&チョコクッキースプレッド」は、抹茶スプレッドには韓国産の粉茶を使い、香しいお茶本来の風味を生かしている。これにチョコレートクッキーをたっぷり加え、抹茶の苦味と一緒に楽しむことができ、サクサクした食感もいい。抹茶&チョコクッキースプレッドはパンにぬって食べてもいいし、クラッカーにのせておやつとして楽しむのもいいだろう。

◆抹茶&チョコアイスクリーム

 消費者の好みを反映し、ストロベリーミルク、クッキー&クリームなど、さまざまな味を展開しているピングレの「トゥギャザー」は最近、抹茶とチョコレートを組み合わせた「トゥギャザー抹茶チョコ」を発売。甘いチョコレートと苦みのある抹茶が適切なバランスで口の中で溶け合い、甘味と苦味を同時に味わうことができ、アイスクリーム特有のやわらかさも感じられる商品だ。

◆抹茶チョコレート

 クラウン製菓の「ツインキッカー抹茶」は、ミルクチョコレートの上に宝城産の茶葉を使った抹茶クリームをのせ、チョコレートと抹茶の味を同時に感じられる商品だ。クリームの中には「キッカー」商品特有のサクサクしたウエハースを重ね、甘味を楽しむと同時にサクサクした食感も感じられる。

◆抹茶チーズ

 ソウル牛乳協同組合はカカオフレンズと共同企画し、「チーズキュービック」を売り出した。「チーズキュービック」にはプレーン、抹茶、ハムの三つの味があり、そのうち抹茶は業界初の抹茶味チーズだ。「チーズキュービック抹茶」は、済州産の玉露にホワイトチョコレートを加えたもので、チーズの風味にお茶の苦味、ホワイトチョコレートの甘さが調和し、デザートとして楽しむのにピッタリだ。カカオフレンズとの提携を通じ、キュートなキャラクターをパッケージにデザインしたことで、好感度を高めている。

dizzo/朝鮮日報日本語版