食べなきゃ損! 栄養満点、秋が旬の食材たち
2018.10.31 09:30

 天高く馬肥ゆる秋、収穫の季節を迎え、山や田畑、海には旬の食材があふれている。特に秋に旬を迎える食材が多く、代表的なものとしてはハイガイ、カレイ、コノシロなどがある。秋の海産物は免疫力を高め、不足している栄誉を補ってくれるため、秋が過ぎ去る前にぜひ食べておきたい。秋の海産物を活用したさまざまなメニューを見てみよう。

◆ハイガイ

 ハイガイはビタミンB1、B2、B12が豊富で「海のビタミン」と呼ばれ、タウリンも豊富に含んでおり、疲労解消や貧血、めまい、免疫力アップに効果的。寒くなるほど身がしまり味がよくなるハイガイは、秋からが旬。スクールフード・デリバリーは、全羅南道麗水市でとれた新鮮なハイガイを済州産魚醤ベースの特製だれで和えた「魚醤ハイガイビビンバ」を売り出した。特製魚醤にワケギ、青陽唐辛子をたっぷり入れ、辛みや塩気のある味が特徴。最近、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上でおいしいと口コミで広まっている江原道江陵市の有名ハイガイビビンバを気軽に家でも楽しめる商品で、旬の海産物を楽しみたい人たちにオススメのメニューだ。

◆カレイ

 寒くなると、熱々のスープ料理が恋しくなる。第一製麺所はできたてのワカメスープに秋のカレイ、麺を入れて特別感を出した「焼きカレイワカメ麺」を開発。カレイは10月から12月にかけて旬を迎え、たんぱく質とビタミンが豊富で、必須ミネラルやカルシウムも豊富に含んでおり、日較差が大きい秋に健康を維持するのにピッタリの食材だ。莞島産のワカメを使ったワカメスープにご飯ではなくカルグクス(韓国式うどん)、香ばしく焼いた旬のカレイを入れ、特別な一品に仕上げている。

◆ワタリガニ

 ワタリガニも秋に外せない食材だ。秋のワタリガニは産卵期を経て、殻がしっかりし、身がやわらかく歯ごたえがいい。また、ワタリガニに豊富に含まれるキトサンは血管を健康に保つのに効果的で、カルシウム成分は骨密度の形成に役立つ。ラグリリアは旬のワタリガニを使った「泰安ワタリガニスパゲッティ」を新たに売り出した。このスパゲッティは身がぎっしり詰まった泰安産のワタリガニにネギ油を加え、甘みがあって香ばしい味が特徴だ。

◆コノシロ

 「家を出た嫁も戻ってくる」と言われる秋のコノシロは、骨ごと食べられる魚で、カルシウムが豊富に含まれているのが特徴。コノシロは秋になると身が厚くなり、食べ応えがあって味がいい。韓国料理ビュッフェの季節パプサン(食膳の意)は秋を迎え、「今、絶頂の秋の風味」というテーマの下、南海のコノシロを丸ごと焼いた「焼きコノシロ」を提供。塩焼きと唐辛子みそ焼きの2種があり、コノシロ自体の淡泊な味が好きなら塩焼きを、食欲をそそるような刺激を求めるなら唐辛子みそ焼きがオススメだ。

dizzo/朝鮮日報日本語版