冬の珍味、クァメギの季節がやって来た!
2018.11.02 09:50

 クァメギ(サンマやニシンの天日干し)は干した青魚(ニシン)を指す「貫目青魚」からきている言葉だ。串のようなものをニシンの目に通し、干したという意味で、迎日湾(慶尚北道浦項市)一帯で使わていた方言が基になり、クァメギと呼ばれるようになった。

 今年で21回目を迎える浦項九竜浦クァメギ祭りが11月10日から11日にかけて、九竜浦のクァメギ文化通りにあるアラ広場で開催される。

 浦項九竜浦クァメギ祭りは、浦項市の特産物であるクァメギの元祖と言われる地域、九竜浦固有の伝統的祭りであり、文化イベントとして定着している。クァメギのほかズワイガニやイカなど、地域の特産物を前面に押し出して観光客を誘致し、地域経済の活性化を図る目的で行われている。

 今年のクァメギ祭りでは民俗遊び、国楽公演、農楽、全国の大学生によるクァメギ料理大会、無料試食会など、さまざまな体験を楽しむことができる。

dizzo/朝鮮日報日本語版