驚きのスゴ技:羊毛フェルトでモコモコふわふわの人形づくり
2019.01.03 11:09

羊毛人形を制作するイ・ミンジョンさん

 ミトンスタジオを営む作家イ・ミンジョンさんに会った。イさんは2009年から羊毛工芸を始め、二股手袋を意味するミトンという名のスタジオを立ち上げた。

 もともとアニメーターだったイさんは前職を生かし、童話的なキャラクターを制作している。最初は「長くつ下のピッピ」や「オズの魔法使い」など、よく知られている大衆的なストーリーに登場するキャラクターを素材にしていたが、今は自分が創作したストーリーを基に作業している。

 羊毛で人形をつくるには、専用の針で刺していく方法(ニードルフェルト)と、針を使わず石けん水でこすって形にしていく方法(水フェルト)の2種類がある。

 イさんは「羊毛で人形をつくるときは、主に針で刺していく方法を使っている。針についている突起と羊毛が摩擦を起こし、絡み合って形ができていく」と説明した。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版