「南の青瓦台」こと青南台で春の花祭りを楽しもう!
2019.04.25 11:46

 昔の大統領の別荘「青南台」で春の花祭りが開催される。

 忠清北道は4月20日から5月12日にかけて、「歓喜・情熱の100日」をテーマに永春祭を開催する、と19日に発表。永春祭は、青南台が最初に建てられたときに付けられた名前「永春齋」 と祭りを組み合わせた名称だ。四つの峰や大清湖に囲まれ、美しい風景を誇る青南台は、4-5月に華やかな春の花が咲き乱れる。

 青南台は「暖かい南の青瓦台」という意味で、1983年に建設され、2003年まで歴代の大統領の別荘として使用されてきた。2003年に一般に開放された後、1170万人が訪れた。永春祭期間にはさまざまな展示や公演、体験イベントが行われる。初日に当たる20日には、第37師団軍楽隊の公演や忠州市立テッキョン(韓国の伝統武芸)団によるデモンストレーション、打楽器パフォーマンスや韓国舞踊など、華やかな公演が行われ、祭りの開幕を告げる。

 毎週末にはバンド・国楽・声楽公演やテコンドーのデモンストレーション、忠北演芸芸術人協会が用意したステージを、観客らは楽しむことができる。特に5月5日の子どもの日には子どもの無料入場、第37師団軍楽隊の公演、忠州市立テッキョン団のデモンストレーションなど、さまざまな公演が繰り広げられる。永春祭の期間中は休館することなく、青南台が開放される。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版