来韓したイバンカ氏、自ら購入した韓国ブランドの服を着用!
2019.07.09 15:51

 ドナルド・トランプ米国大統領の長女であるイバンカ・トランプ大統領補佐官が6月29日から30日にかけて来韓した際、韓国のデザイナーの服を自ら購入し着ていたことが分かった。

 イバンカ・トランプ大統領補佐官は30日午前、グランド・ハイアット・ソウルで開催された韓米女性会議で、ウエストを縛ったデザインの白いワンピースを着ていた。これは、ファッションブランド「GOEN J 」を手掛けるデザイナー、チョン・ゴウンがつくった服で、袖の部分がラッフルデザインになったコート型ワンピース。価格は79万ウォン(約7万9000円)だ。

 「GOEN J 」は2019年リゾートコレクションでこのワンピースを発表。「GOEN J 」によると、イバンカ・トランプ大統領補佐官は6月末にオンラインショッピングサイト「Farfetch」で服を購入したという。イバンカ・トランプ大統領補佐官は当時、白いワンピースのほかセーターとスカートも購入したが、ワンピース以外の2着は返品したとのことだ。

 これを受け、イバンカ・トランプ大統領補佐官は韓国のデザイナーの服を着ることで「ファッション外交」をしようとしたのではないか、という声が上がっている。

 なお、イバンカ・トランプ大統領補佐官が着ていたワンピースは、少し前に終了したドラマ『SKYキャッスル』(JTBC)で女優ヨム・ジョンアが着ていたアイテムだ。

 チョン・ゴウンは2010年にOnstyleのデザイナー養成番組『プロジェクト・ランウェイ・コリア シーズン2』で優勝した人物。フランス・パリの「Paris StuioBercot」を卒業した後、2012年に「GOEN J 」を立ち上げた。「GOEN J 」は現在、米国、ドイツ、香港など、およそ20カ国・地域のオン・オフライン・セレクトショップに入店している。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版