秋夕のお出掛けにピッタリ! 昌慶宮で満月を楽しもう
2019.09.12 18:08

 昌慶宮の風旗台周辺に大きな月のオブジェを設置して満月を演出した「王宮に降りた満月」と題するイベントが、9月12日から22日にかけて開催される。

 「王宮に降りた満月」はイベント開催期間中、午後7時から8時30分まで、月のオブジェに明かりがともされ、夜が深まるほど鮮明な満月の姿を演出するものと期待されている。

 特に、12日から14日にかけて、秋夕(中秋節、今年は9月13日)連休期間中、昌慶宮を訪れた観光客たちは秋夕の情緒を感じながら特別な時間を過ごすことができるだろう。

 さまざまな付帯イベントも行われる予定だ。まず、7日には昌慶宮の大温室前で「月夜の科学」が開催される。月、木星、土星と秋の星座を観測することができ、秋を迎えた王宮の自然の中で歴史と科学文化を体験できる。7日と14日には通明殿前で午後7時30分から午後8時20分まで、伝統音楽公演や仮面劇など国家無形文化財公演も観覧することができる。

 イベントが行われる風旗台は、昌慶宮で最も美しい場所の一つとされ、集福軒の裏の丘の上にあり、王宮と大きな月をバックに写真を撮るのにピッタリの場所だ。

 イベントは別途参加申請の必要はなく、昌慶宮を訪れた人は誰でも参加することができる。ただし、雨の日はイベントが取り消されることがある。

ソ・ミヨン記者

dizzo/朝鮮日報日本語版