屋上庭園にブックカフェ、生まれ変わった釜山駅前広場
2019.09.25 10:25

 釜山駅前広場が青年スタートアップ共同事務所やブックカフェ、屋上庭園のある複合空間に変身した。

 釜山市は9月19日、「ユーラシア大陸に向かう起点として、釜山駅の象徴性を生かし、駅前広場を今後100年のための空間として整備した」と発表。釜山市は釜山駅前広場に「釜山ユーラシア・プラットフォーム」という名前を新たに付け、同日「釜山ユーラシア・プラットフォーム」のオープンおよび命名式を開催した。

 釜山ユーラシア・プラットフォームは広さ1万6662平方メートルの釜山駅前広場のうち釜山駅舎側のおよそ4000平方メートルの敷地に地下1階・地上2階、延べ面積4790平方メートル規模で造成された。1階には青年スタートアップ共同事務所、メーカースペース(新商品製作室)、会議室などとして使われる11の空間と管理室、防災センター、交番が入る。11の空間はそれぞれ115-215平方メートル。2回には観光案内センター、ブックカフェなど事務所3カ所や屋上庭園などができる。ビルの中央部分は1階、2階とも釜山駅と連結する通路として使用される。クォン・ヨンス釜山市都市再生政策課長は「列車を降りて駅の外に出るとき、旧都心の山腹道路から市内を見下ろすような感じを味わえるよう、ユーラシア・プラットフォームを設計した」と語った。また、駅前広場のうちビル以外の部分は新たに整備し、街頭公演など市民たちが文化イベントを楽しめるようにした。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版