砂肝に豚皮に軟骨…外食業界で特殊部位を使ったメニュー続々登場
2019.10.02 10:07

 新しく特別なものを真っ先に味わってみたい気持ち、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて特別なグルメを自慢したい気持ちが相まって、「特殊部位」を使ったメニューが人気を集めている。特に10-20代が主なターゲットとして浮上し、外食業界では異色のメニュー、特殊な部位を活用したメニューを積極的に売り出している。

◆KFC「砂肝揚げ」

 KFCは砂肝を揚げたメニューを新たに売り出した。KFCは6月に一部の店舗限定で売り出した鶏皮揚げが午後2時前にすべて売り切れ、類似したメニューがあちこちで登場するなど、特殊部位を使ったメニューのブームを巻き起こしたが、こうしたブームに乗って、このたび新たに別の特殊部位を活用したサイドメニュー「砂肝揚げ」を開発したというわけだ。

 新メニュー「砂肝揚げ」はKFCならではのレシピで揚げたもので、砂肝特有のコリコリした食感、香ばしいソース、レッドペッパーのピリッとした辛さが絶妙の調和をなしており、よりいっそう風味を増し、発売と同時に大きな反響を巻き起こしている。

◆BBQ「豚皮」「スケトウダラの皮」

 BBQもサイドメニューの鶏皮揚げに続き、豚皮やスケトウダラの皮を追加で売り出した。豚皮は、豚皮特有の食感とバーベキュー・シーズニングの味わいを誇り、スケトウダラの皮は香ばしく塩気のある、バーベキューならではの揚げ衣をまとわせたメニューだ。

◆炭焼き専門店「炭火に鶏」

 炭焼き専門店「炭火に鶏」は、鶏せせりを加工し炭火で焼いた「炭焼きせせり」や「鶏軟骨」など、鶏の特殊部位を活用したさまざまなメニューを提供している。

◆ダヒャンM&B「オドドク火皮」

 外食チェーンだけでなく、レトルト食品ブランドでも特殊部位を使ったメニューを開発している。ダヒャンM&Bのつまみブランド「退勤後&」ではカモの皮を活用した「オドドク火皮」が登場し、特殊部位を使ったトレンドに乗っている。

dizzo/朝鮮日報日本語版