韓国最大規模! 尚州で「慶尚第一門」完工
2019.12.21 12:13

 慶尚北道尚州市のランドマークになる「慶尚第一門」が着工から1年半で姿をあらわにした。

 尚州市は昨年7月に事業費38億ウォン(約3億8000万円)を投入し、尚州を象徴する門である「慶尚第一門」の工事を開始し、12月18日に竣工式を実施した。

 「慶尚第一門」は、尚州が朝鮮王朝時代に交通の要衝であり、朝鮮初期には慶尚道の監営があった同道の中心都市であるという趣旨で工事を着工。

 「慶尚道」の名称は慶州と尚州の頭文字を取ったものだけに、栄えていた尚州の昔の様子をうかがい知ることができる。伏竜洞の国民体育センター近くにつくられた「慶尚第一門」は、長さ64メートル、幅7.4メートル、高さ14メートルで、全国で最も大きく勇壮だ。

 他地域の象徴門とは異なり、道路を渡ることができる陸橋としての役割も果たす。

 チョ・ソンヒ尚州市長権限代行は「慶尚第一門の建立は尚州の歴史的な象徴性を回復するという点で大きな意味がある事業」とした上で「国民体育センター、サムベク農業農村テーマパーク、慶尚監営など周辺のインフラを活用し、品格のある歴史・文化・観光都市にしたい」とコメントした。

NEWSIS/朝鮮日報日本語版