韓国4大王宮・宗廟・朝鮮王陵を訪れた観光客1338万人、歴代最多
2020.01.11 17:05

 2019年に景福宮など4大王宮と宗廟、朝鮮王陵を訪れた観光客は1338万人で、歴代最多を記録した。景福宮・勤政殿や昌徳宮・仁政殿など、閉まっていた殿閣の門を開け、外国語によるガイドを増やすなど、観光客を積極的に誘致した結果とみられる。

 文化財庁宮陵遺跡本部は1月6日、2019年に景福宮・昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮と宗廟、朝鮮王陵を訪れた観光客が2018年に比べ17.8%増の1338万6705人となり、2016年に記録した1304万4458人を超えたと発表。4大王宮と宗廟、朝鮮王陵を訪れた観光客は2016年に最多を記録した後、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備などの影響により減少していた。

 外国人観光客も大幅に増えた。2019年に王宮や宗廟、朝鮮王陵を訪れた外国人観光客は257万2364人で、前年に比べ21.2%増加した。文化財庁の関係者は「景福宮星明かり夜行、昌徳宮月明かり紀行などの外国語イベントを拡大開催したことも、観光客増加の要因となった」とコメントした。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版