人気ドラマのロケ地として知られる莞島・九階燈海岸、観光客急増
2020.02.12 10:52

 全羅南道莞島郡莞島邑正道里の九階燈海岸が人気ドラマの舞台として知られるようになり、多くの人が押し寄せている。

 九階燈海岸に観光客を呼び込んだドラマは、美しい莞島の海辺を舞台に若い男女の甘く切ないロマンスを描いた『チョコレート』(JTBC)だ。

 莞島郡は昨年9月20日、ドラマ『チョコレート』制作支援協約を結び、美しい莞島の自然景観やアワビなど特産物を画面に露出する映像マーケティングを推進した。

 いくつかのロケ地の中でも、真冬の寒さをやわらげるほどホットな場所が、まさに九階燈海岸だ。九階燈海岸は波で削られ丸みを帯びた大小の岩が9段の階段をなしており、1972年7月に名勝第3号に指定されたほど優れた景観を誇る。

 海岸の長さは800メートル、幅200メートルで、そばにはナラ、柏、椿などおよそ40種の常緑樹が生い茂り、リゾート地としてピッタリだ。特に、9段の階段が形成されている岩に波が打ち寄せる音を聞きながらぼーっとするなど、体と心を癒すことができる場所と言える。

 また、国立公園公団が選定した日の出・日の入りの名所10選にも含まれている九階燈海岸は、夕日を眺めるのにちょうどよい場所だ。莞島邑正道里にある九階燈海岸は、莞島郡庁から車で5分ほどのところに位置しており、莞島大橋のところですぐに右折して国道77号線を使うと、およそ15分で到着することができる。莞島大橋から九階燈海岸の間には莞島樹木園、青海浦口撮影場、漁村民俗展示館などがあり、見どころ盛りだくさんだ。

dizzo/朝鮮日報日本語版