漢江ワールドカップ噴水が水上ギャラリーに
2020.03.02 10:35

 2001年にソウル・漢江に設置されたものの、稼働を中断し、昨年江西区の幸州大橋付近に移転されたワールドカップ噴水が水上ギャラリーに生まれまわる。観光客が歩いていけるよう、漢江・仙遊島(永登浦区)と結ぶ橋も設ける。ソウル市漢江事業本部は2月20日、このような計画を確定し、設計案の公募手続きに着手する方針だと発表した。ワールドカップ噴水は高さ10メートル、直系21メートルのドーム型バージ船だ。

 水上ギャラリーは地上1階、地下1階構造(延べ面積496平方メートル)。中には歴史・文化・生態などをテーマにした展示空間やカフェテリア、展望台が設けられる。位置は、仙遊島の北側80メートルの地点の水の上だ。仙遊島と連結される人道橋のうち50メートルは橋脚のない浮橋となる。人道橋は仙遊島の南側と漢江の河川敷を結ぶ仙遊橋と直接連結される。バージ船内部を水上ギャラリーとし、橋を設置するのに予算79億ウォン(約7億9000万円)が投入される。年内に着工し、2022年4月までに完成予定だ。

チョン・ジソプ記者

dizzo/朝鮮日報日本語版