堂々とした女性のエレガントさ象徴する「Pussy Bow」スタイル
2020.03.18 16:41

 今回の2020春夏コレクションでは「プッシーボウ」(Pussy Bow=ネコの首に付けるリボンの意味)スタイルに注目が集まった。

 プッシーボウはネックラインにリボンを巻いたり、結んだりしてポイントにするもので、1960年代以降に登場した女性向けのタイだ。エレガントで堂々とした女性の姿を表現するアイテムであると同時に、クラシカルなスタイルの象徴でもある。リボンのバリエーションが豊かなので、どのように演出するかによってさまざまなイメージになる。

 英国発のファッションブランド「ジミーチュウ」(JIMMY CHOO)とスタイリストのチョン・ユンギ(YK JEONG)のコラボによる「ザ・ハイライティッド」カプセルコレクション発表記念イベントに出席した少女時代ユナは、オーバーサイズのパンツスーツに黒の幅広リボンを長く垂らし、トレンディーなコーディネートに仕上げた。JTBCドラマ『補佐官-世の中を動かす人たち シーズン2』の制作発表会に出席したシン・ミナは、オーバーサイズの白のブラウスに黒のリボンをタイのように長く垂らし、スカートをはいていたもののマニッシュなイメージを出していた。

 有名ブランド「フェンディ」の2019秋冬コレクション・ポップアップストア・オープンイベントに出席したコ・ソヨンは、白のブラウスのリボンをジャケットから大きく出して目立たせ、堂々としていながらもロマンチックなムードに。TV朝鮮のドラマ『揀択(カンテク)~女人たちの戦争~』の制作発表会にスレンダーボディーが引き立つクリーム色のミディ・ワンピースを着て登場したチン・セヨンは、黒のリボンタイで女性らしい印象を強調した。

 ハン・イェスルはシルク素材の黒のプッシーボウ・ブラウスにさわやかなピンクのジャケットを合わせてクラシカルなスタイルを、キョンリはドット柄のロングワンピースにグラマラスな長いリボンを結び、究極の華やかさを披露した。

朝鮮日報日本語版