韓国外食・食品業界、夏を前に涼しげな麺メニュー続々登場
2020.06.01 09:22

 夏シーズンを前に、食欲をよみがえらせてくれ、さわやかな味を楽しめる麺メニューを食品業界が相次ぎ売り出している。

 海鮮専門店「沿岸食堂」はさわやかな味、食欲を増進させる夏シーズンのメニューを提供するため、麺料理2品を発売した。

 ハイガイ麺とホヤ麺の2種からなる沿岸食堂の夏限定メニューは、昨年初めて登場して顧客からよい反応を得て、このたびあらためて提供されることになったメニューだ。ハイガイ麺の場合、ハイガイを使ったたれと熟成された大根の漬け物とのバランスが抜群で、ホヤ麺は新鮮なホヤがそのまま入っているのが特徴だ。

 クッパ専門ブランド「ユクスダン」は毎年夏に提供しているマッククス(そば粉冷麺)を今年も売り出した。

 今夏にもユクスダンならではの秘法によりつくられたスープ、薄氷が入っており、さわやかな味を満喫することができる「水マッククス」、青陽唐辛子ベースでつくられたすっぱ辛いユクスダン特製だれと香ばしいごま油で和えた「混ぜマッククス」の2品を再び販売している。

 中国料理ブランド「共和春」では夏限定メニューとして、ピーナッツバターの風味が豊かな中国式冷麺を売り出した。共和春の中国式冷麺は薄氷を浮かべた甘酸っぱいスープにたっぷりの海産物、野菜が添えられており、さわやかな味わいを楽しめるのが特徴だ。

 食品メーカーの農心も夏の麺市場でのシェア拡大を目指し、一風変わった混ぜラーメン「カルビン麺」を売り出した。この麺は、一般的なラーメンより太いカルグクス(麺料理の一種)の麺にキムチだれを加え、既存の混ぜ麺商品とは差別化されている。カルグクスのような麺で、もちもちしていてこしのある食感が特徴だ。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版