慶尚南道固城郡下二面に最近、「人生ショット(人生最高の写真)」の聖地として人気を集めている場所がある。海水で削られた岩が食膳の脚に似ている床足岩洞窟だ。洞窟に入ると、押し寄せる波に沿って削られた岩が四方を囲んでいる。まるで外国に来たような風景に魅了され、観光客が押し寄せている。6月11日に床足岩郡立公園で会ったキム・ミョンヒさん(36)は「友人がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアップした床足岩の写真にひかれてやって来た」とした上で「夫や子どもと思い出に残る写真を撮ることができてうれしい」と語った。
「恐竜の故郷」として有名だった固城が、床足岩のほか、スナメリ、ワシが生息する自然生態観光地へと変貌している。固城の海にはスナメリ、空にはワシ、大地には恐竜の足跡がある。どこに行っても自然が手招きする。もともと、固城と言えば「恐竜の足跡」だった。1982年に慶北大学のヤン・スンヨン教授チームが床足岩一帯で足跡を最初に発見した。
固城郡は2022年6月までに250室規模のリゾート級宿泊施設を建設し、観光の基礎を補強する方針だ。
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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