韓国外食業界、ブランドPR&親密度UPのため相次ぎ自社キャラクター開発
2020.09.17 09:08

 最近、各業界でキャラクター開発が活発化している。キャラクターを活用したマーケティングは20ー30代のMZ世代(ミレニアル世代やZ世代)はもちろん、あらゆる年代にアピールすることができ、ブランドに対する親密度を高めることが可能だ。これを受け、外食業界でも自社のキャラクターを開発し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)活動やグッズ制作など、さまざまなマーケティング活動を繰り広げている。

 「韓村ソルロンタン(牛テールスープ)」はおばけを形状化した「太祖タン建(太祖王建をもじったもの)」キャラクターを開発し、SNSを通じて積極的にPRしている。仲間の鬼火キャラクターも登場させ、一段とかわいらしさを増している。

 一方、ファミリーレストラン「アシュリー」は複合外食文化空間としてブランドのアップグレードを目指し、キャラクター4種を開発した。アシュリーのキャラクターたちはそれぞれ食材のチーズ、イチゴ、ニンニク、エビをモチーフにしており、新しくおいしい料理でいっぱいの「フード・アイランド」を舞台にさまざまな物語を披露するという。

 チャドルバギ(牛あばら肉)専門ブランド「イチャドル」も、自社で制作したキャラクターの「イチャドル・フレンズ」を活用し、顧客たちとのコミュニケーションを強化している。イチャドルは代表的なメニューの特性に合わせて性格やストーリーを考え、擬人化したキャラクターを用いてさまざまなグッズを制作し、消費者たちの感性を刺激している。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版