見晴らしのいい森で遊ぼう! 南怡島で家族向け体験プログラム実施
2020.09.23 09:46

 比較的ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)確保の実践が可能な野外での行動に対する需要が増えている。これを受け、森が舞台でテーマとなる体験プログラム「家族森体験:とことこ森の探検隊」が9月11日11時からチケット販売を開始。

 「とことこ森の探検隊」は10月第2週から毎週末に南怡島で、午後1時からおよそ2時間にわたり実施される。11月1日まで計8回行われ、1回当たり5家族、最大20人を超えないよう小規模に限定し、安全に対する不安をやわらげることで、参加者は活動に集中することができる。

 韓国初の「ユニセフ子ども親和公園」である南怡島の森を舞台とする「とことこ森の探検隊」の始まりは、五感で森と出会う時間だ。山林庁公認の指導者とともにあちこち移動しながら、それぞれ与えられた探検バッグの中の道具を使って自然と共感する。生態の鏡を使って動物の視線で遠くを眺め、ルーペでより詳しく観察したりする。音の筒に自然のさまざまな物を入れ、振ってみて音を比較したり、眼帯をしたまま木の表面を触ってみたり、カツラの葉の甘いにおいをかいでみるなどの活動は、子どもだけでなく大人たちにとっても興味深い経験になるだろう。

 家族と一緒に楽しむ工芸活動もある。森で集めた木の葉や実など、自然のものを用いて広々とした板の上に「家族の森」をつくる。プログラムを終えた後、希望する家族は森体験で使った生態道具に探検地図、ミッション用紙を追加で受け取り、家族だけで島のあちこちを自由に探検することもできる。

 活動に使われる道具や施設は、使用前後に徹底的に消毒し、管理するのはもちろん、開始前に参加者の発熱チェック、移動時には噴霧タイプの消毒剤や手指消毒剤の使用、参加者同士のソーシャル・ディスタンス確保などにより、防疫に注意を払う予定だという。

 なお、「とことこ森の探検隊」は4ー8歳(2012ー2016年生まれ)の子どもと保護者1人以上が参加可能だ。

ソ・ミヨン記者

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版