東莱パジョン・機張アホプ山の森など、釜山のグルメや名所を音と映像で紹介
2021.06.29 12:54

 釜山市が東莱パジョン(ネギチヂミ)や機張アホプ山の森など、さまざまな釜山のグルメや名所を音と映像美で伝える。

 釜山市は、市民とコミュニケーションを図るユーチューブチャンネル「B公式チャンネル」を、市民たちの生活と密接したコンテンツを新設するため電撃改編する、と5月28日に発表した。そして、今回の改編で新設されたコンテンツ「釜山の音」が注目を集めている。このコンテンツは、釜山と言えば思い浮かぶ料理や観光名所などを最近流行しているASMR(Autonomous Sensort Meridian Reponse)方式で紹介する。

 「釜山の音、第1弾東莱パジョン」は、釜山の海風を浴びて育った機張産ワケギを使ってつくられており、深い香りが逸品の東莱パジョンを紹介。昔ならではのやり方で熱した真鍮の上でパジョンを焼く音とともに映像が収められており、よい反応を得ている。「第2弾機張アホプ山の森」は、森に生い茂る竹や金剛松、ヒノキなど、さまざまな木々を映像に収め、見ているだけで癒されるようだ。続く第3弾では「金井山城マッコリ」を紹介し、音で釜山をより多彩に紹介する予定だ。

 「釜山の音」は今年2月、市民を対象とした「釜山市ユーチューブチャンネル認知度調査」を通じてまとめられた意見を基に企画された。釜山市は今回のコンテンツを通じ、新型コロナウイルス感染症拡大の長期化により疲れた市民たちに、少しでも余裕を届け、国際観光都市・釜山の名声に合う名所やグルメなどを紹介する方針だ。さらに、今回のユーチューブチャンネル「B公式チャンネル」改編を通じ、市民とともに進めるさまざまな参加型イベントを行い、「B公式チャンネル」を名実ともに市民とのコミュニケーションの場として定着させる計画だ。

 パク・ヒョンジュン釜山市長は「非公式チャンネルは20ー30代の市民と積極的なコミュニケーションを図るためにつくったチャンネル」とした上で「今回の改編を皮切りに、より多様な市民参加コーナーを引き続き発掘し、釜山市民の代表的なコミュニケーション・チャンネルにしていく」とコメントした。

NEWSIS/朝鮮日報日本語版