CJ第一製糖が手掛けるグローバル韓国料理ブランド「bibigo」が、キムチとキムジャン(越冬用のキムチ漬け)文化のPRに乗り出す。
CJ第一製糖は文化財庁とタッグを組み、キムチを漬ける過程を収めた「Food Art」動画を公開するほか、オンライン上でのライブクッキングクラスや景福宮水刺間キムジャン体験文化イベントなどを実施する、と9月16日発表した。
今回の協業は、キムチ宗主国として韓国のキムチとキムジャン文化に込められた真心、世代間の伝承、協同と分かち合いなど、文化的価値を国内外の消費者に紹介する目的で企画された。
キムチを漬ける動画は、キムジャン文化になじみが薄い外国人も簡単に理解することができるよう、白菜、大根、粉唐辛子など材料の色感とパターンを芸術的に表現した「Food Art」形式でつくられた。
自然のさまざまな食材が調和をなし、真心がこもったキムチがつくられる過程が光と影、カメラの角度を通じて、感性的な1分ほどの映像にまとめられている。「bibigo」のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、文化財庁とK無形文化遺産同行のSNS公式アカウントを通じて見ることができる。
キムチをテーマにしたライブクッキングクラスも実施される。9月30日には「bibigo」のユーチューブ・チャンネルを通じ、シェフのパク・チュヌとイタリア出身のタレントであるアルベルト・モンディが韓国のキムチ文化に関するトークを繰り広げ、真似しやすいキムチの異色レシピを紹介する。
11月には本格的なキムジャンの季節を迎えるに当たり、景福宮水刺間キムジャン体験文化イベントも開催される。消費者招待キムジャン体験、試食イベントなどが計画されている。
「bibigo」の関係者は「よい材料を使い、真心を込めて漬けたbibigoのキムチと無形文化財の韓国キムジャン文化を世界中に広く伝えるため、引き続き努力していきたい」とコメントした。
キム・ドンヒョン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com