任実チーズテーマパーク、冬はサンタ村に
2021.12.27 10:51

 秋には菊の花が満開となり、まるで童話の中の宮殿を演出していた全羅北道任実郡のチーズテーマパークが冬を迎え、夢と愛あふれる「サンタ村」に変身する。

 任実郡が12月16日発表したところによると、冬の特色あふれる見どころを提供するため、大型ツリーをはじめポインセチア、サンタクロースと友人たちなど、チーズテーマパークに冬の風景を造成中だという。

 任実郡は、任実を四季を通じた観光名所にするため、春にはバラ園、夏にはアクア・フェスティバル、秋には任実Nチーズ祭り、冬にはサンタ・フェスティバルを開催している。

 まず、テーマパーク内の研究所から池正煥(チ・ジョンファン)ホールに至る300メートル区間の進入路の街路樹にはボールや傘、ギフトボックスの形をしたLEDが飾られ、販売所からラブリーガーデンの区間には天使のオブジェとLEDパノラマ、ボールの照明のトンネルなどが設置された。

 そのほかにもLEDボール・アーチ飾り、超大型ボール照明飾りなど、さまざまなオブジェをあちこちに設置しており、きらめく任実チーズテーマパークの夜景が広がる。

 現在の夜間景観照明は来年2月まで毎日午後5時30分から7時まで、サンタ村の風景も来年初めまで楽しめる。

 シム・ミン郡守(郡の首長)は「冬にも家族とともに安心して訪れることができる、見どころいっぱいの任実にするために準備している」とした上で「新型コロナウイルス感染症により大変な思いをしている人たちにとって、童話のような景観が癒しとリフレッシュになる、サンタクロースの贈り物のような空間になればと思う」とコメントした。

キム・ジョンヒョ記者

NEWSIS/朝鮮日報日本語版