韓国人の死亡原因のうち、がんが40年連続で不動の1位だったことが分かった。昨年、韓国人の4人に1人ががんにより命を落とした。
統計庁が発表した「2021年死亡原因統計結果」によると、昨年の死因トップ10はがん(8万2688人)、心臓疾患(3万1569人)、肺炎(2万2812人)、脳血管疾患(2万2607人)、自殺(1万3352人)、糖尿病(8961人)、アルツハイマー病(7993人)、肝疾患(7129人)、敗血症(6429人)、高血圧性疾患(6223人)の順だった。
がんは1983年の統計集計以来、不動の1位を守っている。昨年のがんによる死亡率は161.1人で、前年に比べ1.0人(0.6%)増加した。構成比でみると、がんによる死亡率は全体の26.0%を占めた。
がんの死亡率は肺がん(36.8人)、肝臓がん(20.0人)、大腸がん(17.5人)、胃がん(14.1人)、すい臓がん(13.5人)の順だ。30代は胃がんと乳がん、40-50代は肝臓がん、60代以上は肺がんによる死亡率が最も高かった。男性のがんによる死亡率が女性に比べ1.6倍高いことが分かった。
朝鮮日報日本語版
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