ハイト眞露は6月21日、焼酎ブランド「JINRO」が「世界で最も売れている蒸留酒」に選ばれたと発表した。

　英国の飲料専門誌「Drinks Internationals」によると、JINROは2022年に世界中でチャミスルなど焼酎商品が1億箱（1箱当たり9リットル基準）売れ、1位を記録したという。世界の蒸留酒市場は1％縮小したが、JINROの販売量は2021年に比べおよそ7％成長した。

　こうした成長の背景としては▲米国・中華圏エリアでのフルーツ焼酎ブーム▲海外での家庭チャンネル入店拡大▲海外でのオンラインを活用したブランドPR活動▲国内のさまざまなコラボレーション活動およびフェスティバル開催など、変わりゆく環境に先駆けて対応してきたことが功を奏したとの評価がある。

　ハイト眞露海外事業本部のファン・ジョンホ総括専務は「韓国を代表する総合酒類メーカーとして、JINROブランドを活用し、焼酎を広めるための先導的な歩みを続けていく」とした上で「焼酎の世界化を実現するため、K焼酎を飲む機会を増やし、現地でさまざまなマーケティングを繰り広げる方針だ」と話している。

NEWSIS／朝鮮日報日本語版

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