記事入力 : 2017.05.15 09:05
刺し身だけじゃない! 海雲台で釜山グルメを楽しもう
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「ソウルではこんなもの食べられません」
ソウル在住のキムさん(52)は土砂降りの夜、釜山・海雲台エリアにある刺し身店で、友人2人と夕食を共にした。メイタガレイ、マガレイ、メバルなどの刺し身のほか、新鮮なフグを使ったフグちりを食べた。最初は刺し身をたっぷり食べようと思っていたが、店主に「雨が降っているから、熱々のフグちりも召し上がってはどうか」と勧められた。そのため刺し身の量を減らし、フグちりを注文。食事代は1人当たり5万ウォン(約5000円)だった。
大学卒業後30年余りソウルで暮らしている釜山出身のキムさんは「海雲台には最近、刺し身店はもちろん、日本料理や中国料理などさまざまな店が軒を連ねているため、ソウルの知人たちにいい店を紹介している」と語った。
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「釜山の江南」ともいわれる海雲台マリンシティーと周辺エリアが「名店のパラダイス」へと生まれ変わっている。もともと海雲台にあった郷土料理の店に加え、釜山の別のエリアやほかの地域から飲食店が相次いで進出しているからだ。古くからあるのはやはり刺し身やフグ料理、タラ鍋の店など。刺し身店ではグランドホテル裏のイルグァン刺し身店、尾浦方面の亀甲船、海雲マル、青沙浦のクムホ刺し身店などが有名。刺し身はもちろん、おかずもおいしい。尾浦や青沙浦、九徳浦には隠れた名店が少なくない。
フグ汁、ゆでフグなどは、海雲台海水浴場東端にある尾浦ハルメ(おばあちゃんの意)フグ汁をはじめ、クムスフグ汁、草原フグ汁などがオススメ。イルグァン刺し身店のフグ刺し、フグ汁も人気が高い。タラ鍋は月見の丘や尾浦のすっきりタラ鍋、辛タラ鍋などが有名。コムタン(牛骨スープ)やビビンバ、定食などそのほかの韓国料理では、イレオク、プンウォンジャン、セアチム食堂、ソウル家、海雲四季などがさっぱりしていておいしい。
中国料理では、マリンシティー内の住商複合マンション「The Sharp Adeles」にあるコンシコンシ、マリーナセンターのAMISANは常連客が多い。グランドホテル裏の馬山ケナクチムは、カンジャンケジャン(ワタリガニのしょう油漬け)やピリ辛のカニ・テナガダコ蒸しが人気。ステーキやパスタなど洋食の場合、マリンシティー内のキャビネット、ザ・ベイ101、月見の丘のフランス料理店MERCIELが有名。ザ・ベイ101はソウルにもある人気焼き肉店テド食堂が入っており、洋食だけでなく韓国料理も楽しめる。
また、グランドホテル裏にあるクジラ別荘では、さまざまなクジラ料理を楽しめる。マリンシティー内の秩父ラーメンは、店主が日本人。豚骨などをベースにした日本のラーメンで、くどくなくおいしいと人気を集めている。
チョソン・ドットコム/エンタメコリア
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