数万人で水鉄砲バトル! 韓国各地で水遊びイベント開催

  •  夏の暑さを吹き飛ばしてくれる水遊びイベントの時期が近づいている。

     7月6日・7日には、ソウル市内の延世路一帯で本格的な水鉄砲バトルが繰り広げられる。今年で7回目を迎える新村水鉄砲フェスティバルだ。都心で開催される涼しげな水鉄砲フェスティバルは、水かけ祭りとして知られるタイのソンクラーンを連想させる。50万人が訪れるほど、代表的な夏のイベントとして定着している新村水鉄砲フェスティバルは、毎年一風変わったテーマで繰り広げられる。今年のテーマは「王国を奪還せよ(Retake The Kingdom)」。反乱軍に占領された王国を奪還するため、参加者たちが傭兵となり、水鉄砲で反乱軍とバトルを繰り広げるという設定だ。午後1時から9時まで、誰でも自由に参加することができるが、14歳以下の場合、保護者が同伴しなければならない。水鉄砲バトルのほか開幕パフォーマンス、DJプレイ、ストリート公演も楽しめる。

  •  全羅南道長興郡では7月26日から8月1日にかけて、正南津長興水祭りが開催される。長興邑を流れる耽津江やヒノキの森ウッドランド一帯でさまざまな水遊びや体験イベントが楽しめる。水遊びのハイライトは薩水大捷ストリートパレード。長興郡民会館を出発し、中央路を経て、長興橋駐車場までパレードが繰り広げられる間、通りには冷たい水がまかれ、水の乱打ち状態になる。毎日午後2時から、耽津江のほとりでも水バトルが繰り広げられるが、四方から飛んでくる水の大砲や水風船、水鉄砲による交戦を楽しみながら、童心に返ることができる。また、プールで音楽公演を楽しめるプールパーティー、大型水遊び場、スライドをはじめ、カヌー・バナナボート・水上バイクなど、さまざまな水上レジャーも体験することができる。

     平昌暑さ狩りフェスティバルは7月26日から8月4日にかけて、江原道平昌郡大和面のタムティ公園一帯で開催される。「暑さ狩り」という名がついたイベントということで、暑さを吹き飛ばす涼しい体験がいくつもある。真夏にも10度をキープし、汗を吹き飛ばしてくれる湧泉水を体験できる神秘の汗知らず体験、大型水鉄砲で戦うWater Warなど。大型プールではマスのつかみ取りもできる。トラクターに乗っていく広川仙窟探訪でも、一風変わった体験が可能。広川仙窟は一年のうちイベント期間中だけ開放される。 石灰洞窟内の神秘的な様子を目にすることができるほか、内部の温度が平均15度ということで、天然のエアコンと言えるだろう。大和川に沿って広がる黄色いヒマワリ畑も壮観だ。

カン・ジョンミ記者
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