森が癒しに…「コロナ・ブルー」を乗り越えよう

  •  4月に入り、新型コロナウイルスの新たな感染者が減少傾向にあるが、今年初めから続いているソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保により、「コロナ・ブルー」を訴える人たちが多い。日常生活が抑えつけられ、もどかしく無気力な気分をどのように克服したらよいのだろうか。

     国立山林科学院は増え続ける国民たちの心理的疲労感の回復および憂うつ感の解消のため、満開の春の花や深まる緑、清らかな鳥の声があふれる森で休息を取ることを勧めた。
  •  国立山林科学院の研究によると、30分間林道2キロを歩くだけでも、景観、日光、フィトンチッドなど、さまざまな森の癒し因子によって緊張、うつ、憤怒、疲労などの否定的な感情を70%以上減少させることができるという。

     国立山林科学院山林福祉研究課のソ・ジョンウォン課長は「近所の森を訪れるだけでも現在の不安感やもどかしさに打ち勝つのに役立つ」とした上で「孤立や隔離によって身体的、精神的につらい時間を過ごしている国民たちが森で少しでも休息を取り、ストレスを解消できますように」とコメントした。
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