密陽に市立第1号「アリラン樹木園」誕生へ

  •  嶺南アルプスで有名な慶尚南道密陽市に市立樹木園第1号が造成される。

     密陽市は山外面希谷里一帯に57億ウォン(約5億4300万円)を投入し、「密陽アリラン樹木園」を造成する、と7月29日に発表した。8月に着工し、来年12月完成を目標としている。広さ25万平方メートルの市有地にできる樹木園は、展示温室など栽培区域、湿地植物園や庭園などの展示区域、展望デッキやあずま屋などの便宜施設区域、管理区域など4エリアからなる。植物の保全と展示、教育及び学術研究とともに、密陽に自生するアズキナシなど、地域の特産種を培養・増殖し、育成する役割も担う。
  • 密陽市
    ▲ 密陽市
     密陽市は海抜1000メートル以上の九つの高峰からなる嶺南アルプスの中心に位置しており、一年中山人たちが訪れる場所だ。山林庁がトレッキング専門教育機関として推進する国立登山学校が、2023年にこの地にできる。密陽市の朴一浩(パク・イルホ)市長はは「アリラン樹木園をはじめ、トレジェ自然休養林、国立登山学校などを通じて、嶺南アルプスの本場・密陽が山林休養の聖地として生まれ変わるだろう」とコメントした。

    キム・ジュノ記者
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