韓服(韓国の伝統衣装)をベースにしたステージ衣装を着た防弾少年団は、「オルス」「チファジャ」など、歌詞に使われている国楽の掛け声で雰囲気を盛り上げ、韓国らしい趣を世界中に伝えた。
昨年、ユーチューブが新型コロナウイルス感染症によりオフラインでの卒業式に出席できなくなった世界中の卒業生たちのために主催した仮想卒業式「ディア・クラス・オブ2020(Dear Class of 2020)」の撮影地である国立中央博物館も、いわゆる「防弾少年団の聖地」の一つだ。
スーツ姿で登場し、特別な祝辞を述べた防弾少年団は、12分ほどの映像を通じてお祝いの言葉を伝えた。メンバーそれぞれが卒業式に関する思い出を振り返り、世界の卒業生たちの未来を応援した。
そのほか、防弾少年団がグラビアを撮影した京畿道楊平郡の西厚里の森は、コロナ禍において癒される名所として人気だ。
昨年韓国観光公社が選定した「秋の非対面観光地100選」にも含まれている西厚里の森は、シラカバやメタセコイア、イチョウの木など、うっそうとした森の中でひっそりと癒しの時間を過ごすことができる。
イ・ヒョンジュ記者