黒ごま、小豆、きなこ餅など、「おばあちゃんの好み」を狙った商品続々登場

  •  「ハルモニアル(ハルモニ〈おばあさん〉世代の趣向を好むミレニアル世代)」の趣向を持ったMZ(ミレニアル+Z)世代をターゲットにした商品が根強い人気を誇っている。これを受け、食品業界では黒ごま、きなこ餅、済州抹茶、小豆など、伝統的な食材を使った食品を相次いで売り出し、MZ世代をとりこにしている。

    ◆ダンキン、おばあちゃんの好みを狙った新商品発売
  •  ダンキンは秋夕(中秋節、今年は9月21日)を迎えるに当たり、おばあちゃんの好みを狙った9月の新商品を売り出した。9月の「今月ドーナツ」は全5種で、黒ごまや小豆など、慣れ親しんだ伝統の味をダンキンならではのスタイルで新たに開発したのが特徴だ。

     まずは伝統的なおやつ、ねじり揚げパンをドーナツとして再解釈した新メニューを販売する。

    ◆青年餅店、「おこわバー ヨモギとチャル穀物」発売
  •  フードテック専門企業Yangyooが手掛けるフュージョン・デザート・ブランド「青年餅店」は、「おこわバー よもぎとチャル穀物」を売り出した。

     同商品は、もち米、きび、もちきびなど、100パーセント韓国産の、質の高い原材料だけを使用している。Yangyooのビッグデータ・ソリューション「Pincette」を通じて人気キーワードとして検証された穀物を選定し、組み合わせているのも特徴だ。

    ◆バスキン・ロビンス、「もち米の餅豆餅」発売
  •  バスキン・ロビンスは伝統の味を生かした9月の「今月の味」として、「もち米の餅豆餅」アイスクリームを売り出した。この商品は、きなこ餅をメイン食材として活用している。香ばしい味で人気を集めた「もちもちの組み合わせ」をアップグレードした商品で、もちもちしたきなこ餅と黒ごまボールをトッピングとして追加し、ガラッと変わった味と食感を実現した。
ソ・ミヨン記者
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