韓服を着ていれば密陽アリラン宇宙天文台の観覧・利用料が無料に

  •  慶尚南道密陽市が、韓服(韓国の伝統衣装)を着て密陽アリラン宇宙天文台を訪れた人に対し、観覧料や利用料を免除する。

     密陽市はこうした内容の「密陽アリラン宇宙天文台設置および運営条例」を11月25日に改正・公布し、施行に入った、と12月1日発表した。
  •  市民は誰でも、上下とも伝統韓服またはカジュアル韓服を着ていれば、天文台の観覧料やプログラム利用料を免除される。男女が性別に合わない韓服を着ていてもOKだが、トゥルマギ(外套)を羽織っているだけでは恩恵を受けられない。
  •  密陽市はこの事業を通じ、伝統衣装である韓服の着用を奨励し、韓服の日常化を通じて韓服文化を広めていく方針だ。

     ヤン・ギギュ観光振興課長は「2021年韓服文化地域拠点支援事業の一環として、この事業を施行することになった」とした上で「今後、密陽が韓服文化の中心都市になれるようにしたい」とコメントした。

    キム・ソンチャン記者
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