韓国、女性の働きやすさを示す「ガラスの天井指数」で10年連続最下位

  •  英国の週刊誌「エコノミスト」が発表した「ガラスの天井指数」で韓国が10年連続最下位だったことが分かった。

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  •  国際女性デーを迎えるに当たり、同誌が8日に経済協力開発機構(OECD)加盟国・地域を対象に女性の働きやすさを指標化した「2021年ガラスの天井指数」によると、韓国は100点満点のうち20点台で、調査対象29カ国・地域のうち29位だった。
  •  韓国は2013年以降、10年間にわたって最下位となっている。依然として家父長的な文化が強いことが知られるトルコ(27位)や日本(28位)よりも低い順位だ。上位はスウェーデンやノルウェー、アイスランド、フィンランドなど、北欧諸国が占めた。

     ガラスの天井指数は、男女の高等教育格差、男女の賃金格差、女性の経済活動参加率、女性議員の割合、男女の育児休暇現況など、10項目の細部指標を総合して算出される。点数が低いほど、働く女性の環境が全般的に劣悪だということを意味する。

     韓国は男女の所得格差、女性管理職の割合、職場内の女性理事の割合が29位でどれも最下位となり、女性の労働参加率(28位)、男女の高等教育格差(28位)、議会での女性の議席比率(27位)など、ほかの大部分の部門でも低評価を受けた。
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