「不細工な魚」タナカゲンゲ、身はやわらかくとろけるような舌触り

  •  「コーヒーの匠」と言われるパク・イチュ氏が江陵市内のグルメでまず推薦したのは、注文津水産市場近くにあるウォルソン食堂本店のピリ辛タナカゲンゲ煮込み(小2万2000ウォン=約2200円)。東海岸で主に食べられているタナカゲンゲは、「不細工な魚」と言われているが、身が豆腐のようにやわらかい。大ぶりなジャガイモを添え、辛く味付けしており、ご飯を混ぜて食べると食欲がそそられる。
  •  牛岩海岸周辺では「達人マッククス(そば粉冷麺)」と呼ばれる牛岩マッククスが有名だ。手打ち生麺を使用している。ビビン(混ぜ)マッククス(8000ウォン=約800円)にはスケトウダラ和えがのっている。臭みなく仕上げたゆで肉(1万9000ウォン=約1900円)や蒸しギョーザ(9000ウォン=約900円)を一緒に注文する人が多い。息子岩公園付近のソドリは、カフェのような雰囲気の韓国料理店。昔の家を新たにリニューアルした空間で、唐辛子みそ豚プルコギ(韓国風すき焼き)定食、牛肉と大根のスープ、トンチミ(ダイコンの水キムチ)ビビンバなどをすっきり提供する。メニューの価格は1万ウォンー1万2000ウォン(約1000-1200円)ほど。第1・3週水曜日と毎週日曜日は定休日で、オープンする日も午後5時までの営業だ。

     柄山洞の柄山オンシミ(ジャガイモをすりおろしてこね、さまざまな野菜とともにいりこだしのスープに入れてつくった料理)横丁では、熱々のジャガイモ・オンシミ一杯にジャガイモのジョン(切った魚、肉、野菜などに味付けした後、小麦粉をつけて油で焼いた料理)をたっぷり味わうことができる。郷土料理ではなく、軽食を楽しみたかったら、安木海水浴場が見下ろせる自家製ハンバーガーの名店バーガーワークスがある。ワークスバーガー、ハワイアンバーガー、チリチーズバーガー、オ―サムバーガーなど、ボリュームたっぷりで食べるのが大変なくらいの自家製ハンバーガー(9500ウォン〈約955円〉から)がある。

     浦南洞のカフェsproutsは住宅街の路地にあるが、ヴィーガンブレッドを買い求めようという「パン地巡礼」客らの間で口コミで広まった。ジャンボンブールやジャンボンエメンタールサンドイッチ、オリーブチーズバゲットなどが人気だ。木曜日から日曜日の午前11時から午後6時まで営業中。

    パク・クンヒ記者
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