電気自動車・自動運転車・エアタクシーなどが集まる「大邱国際未来モビリティエキスポ」

  •  大邱市で未来のモビリティ産業を目にする博覧会が開かれる。

     大邱市は27日から29日にかけて、EXCO博覧会場で2022年大邱国際未来モビリティエキスポ(DIFA)を開催する。

     今回のエキスポは、電気自動車や自動運転車のほか、モーター・バッテリー部品、充電器、都心航空交通(UAM)など、モビリティ全般へと領域が拡大している。

     大邱国際未来モビリティエキスポは、韓国国内で開催される同じような展示会のうち、最大規模を誇る。今年のイベントには国内外の最高レベルのモビリティ関連メーカー171社がおよそ1000のブースを設け、参加する。今年は特に、グローバルブランドの参加が増えた。

  •  完成車展示館では、起亜自動車が発進から時速100キロ到達までにかかる時間が3.5秒の「EV6GT」とキャンプやタクシーなどさまざまな目的で活用できる多目的車「ニロプラス」を展示する。一方、現代自動車は「IONIQ6」や中型電気低床バス「エレクシティータウン」を、アウディは野心作の「e-tron」シリーズを、BMWは「iX xDRIVE」を、GMはピックアップトラック「ハマー EV」などを展示する予定だ。

     ここでは完成車を見物するだけでなく、試乗する楽しさも味わえる。

     また、部品メーカーの展示館では、LGエナジーソリューション、サムスンSDIに加え、世界に先駆けてニッケル含有量90%のNCMA陽極材の開発に成功した大邱地域の企業エルアンドエフが初めて参加する。そのほかヒョソンエレクトリック、韓国日東電工、平和バレオ、キョンチャン産業、イレAMSなどが参加し、変化と革新を示す。

     洪準杓(ホン・ジュンピョ)大邱市長は「今回の大邱国際未来モビリティエキスポをきっかけに、大邱が大韓民国の未来モビリティの中心都市として飛躍できるよう、最善を尽くしたい」と話している。

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